こんばんは。


今日もアドラー心理学の基礎、目的論について紹介したいと思います。



①まず有名な原因論について


原因論はフロイトやユングが有名ですね。


過去の原因が起因し、現在のトラウマや行動、感情が決まる。




それに対しアドラーは


②目的論を説いています。


その名の通り目的を達成するために行動や感情を引き起こす。



原因論→小さいころ犬にかまれた経験があるから、犬が嫌い(犬に近寄りたくない)。


目的論→犬が嫌い(犬に近寄りたくない)だから、過去に噛まれた経験を理由に使う。



今の自分を作ってきたのは過去の自分。


私は小学校4年生の漢字のテストが散々だったから(原因)


漢字(国語)をあきらめて、算数と理科を頑張りました。


中学校のとき英語の点数が悪かったから(原因)、英語は諦めて、理系に進みました。


・・・と思っていましたが、


アドラーに触れてから、


漢字の勉強をしたくなかった(目的)から、漢字が苦手で算数と理科しか勉強をしなかった。


英語の勉強をしたくなかった(目的)から、英語をあきらめれる理系を選択した。



・・・と思ったら腑に落ちました。その通りです。



こうなりたい、こうしようと思える目的があれば、


良くも悪くも今の自分は変われます。


今の自分が変われば未来も変わります。



原因論って自分が自分の過去に縛られることになり、


過去が華々しくないかぎり、救いようがなく息苦しい未来になりそうじゃないですか?


例えば一度犯罪を犯した人は原因論では救えないですよね。。


その反面、目的論って原因論よりも救いようがあって好きなんです。




変えることができるのは今の自分と未来。



そう考えることができる、目的論って素敵だと思いませんか?





アドラー心理学については先日書いたこちらも合わせてどうぞ。

課題の分離

縦と横の関係
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