こんばんは。


硝子です。


これから活動する就活生へ。


社会人になり約10年間、営業を中心にいろいろな仕事をやってきました。


ちょっとしたブルーカラー的な修理や総務、人事の採用活動、面接等も経験しています。


そこで思ったのは、総務やデスクワークは辛い。





<ここから先、僕の認知バイアスの世界です!>






割と売ってナンボの会社で社畜をしているからという事もあるかもしれませんが、


総務は辛い!


何がつらいって総務は失敗できないのです。


あ、給料計算に残業代入れ忘れた。

あ、保険証申請し忘れた。

あ、現金合わない。


・・・シャレになりません。


営業は最終的にきちんと売り上げを上げ利益を確保すれば評価されます。


プロセスが評価材料にはならないとは言えませんが、結果が全てです。


つまり足し算で評価されることが多いのです。


例えば月に100万、年間1200万の売上目標だった場合、


11月1日~29日まで売上0円でも、11月30日に100万円売れば目標達成です。


100万円を12日で売ってきたらそれで年間目標達成です。

(現実は目標増えたりする会社も多いみたいですが(うちはそのまま。笑))




外回りで遊んでいても、


客先で世間話しかしていなくても、


目標を達成していれば評価されます。


ずっと三振していても、9回に勝ち越しのホームランで一躍ヒーローです。



それに対し、総務の仕事はできて当たり前。



経理が1か月に1回でも帳簿記載を間違えると


月末に現金が合わず大変なことになります。


ピッチャーはストライクにボールを投げれて当たり前。


9回を1失点で押さえても、味方が点を入れていないと0対1で敗戦投手です。



勝者のゲーム、敗者のゲーム理論ですね。


勝者のゲームとはお互いがミスをしないことが前提。

結果技術が優れている方が勝ちます。



敗者のゲームとは相手のミス待ちの我慢比べ。

結果ミスをしなかった人が勝ちます。



この理論はテニスのプロ、素人試合にたとえられます。


【勝者のゲーム】

テニスのプロの試合はお互いにミスはしません。

相手が取りにくいラインギリギリのところを狙い強いストロークを決めた方が勝ち。

緩急を織り交ぜ相手を翻弄させた方が勝ち。


最終的には技術が上手なほうが勝つのです。

いわゆる加点方式です。


【敗者のゲーム】


テニス素人の試合はお互いにミスが多発します。

この場合強烈なスマッシュやラインギリギリのサーブは不要です。

そんなもの狙った人がミスをして負けます。

これはカッコ悪くとも、

相手のコートに返し続けた失敗しない人が勝ちます。

いわゆる減点方式ですね。



「あの新人営業はいつも失敗ばっかりだけど、

ここぞというときに売り上げをあげてくる」


これで上司からは営業はOKなんです。


「あの新人経理はいつも失敗ばっかりだけど、

ここぞというときに仕事をこなしてくれる」


これでは使い物になりません。


「あの新人経理はいつも仕事が完璧で、頼りになるぁ」



という状態までいかないと評価されません。


というわけで、


僕は性格的にも営業が合っているなと思います。

日々そこそこ仕事をこなし、

ここぞというときにしっかり売上をあげる。


結果が残酷なまでに金額で出るので、

商品を売るという実力がはっきり可視化されます。

インセンティブがあるのかどうかは会社次第ですが、

こんなにやってるんだと分かりやすいのは非常に大きいメリットだと感じます。

モチベーションにもつながりますしね。



営業が大変そうと思う3回生の就活生は、


本当にデスクワークが向いているのか?


デスクワークがやりたいのか?


来年の3月までゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。


今後技術革新、特にAIの参入でどんどんデスクワークの仕事は減ってくるでしょう。


あなたの仕事のミライ想像してみませんか?


ではまた!



10年後の仕事図鑑
堀江 貴文
SBクリエイティブ
2018-04-05









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