こんばんは。


硝子です。



長男がおもちゃの太鼓のバチを折りました。



子供のおもちゃなので、折ったり壊したりしながら


物事の本質を学んでくれればいいなと思っています。



次男も呼んで一緒に折れたバチを観察してみました。


実際に触らせて、


折れた先端の尖ったところは痛い。


バチの丸まった先端部の丸いところは痛くない。




この違いってなんだろう?


「とげとげしてるから痛いのかな?」


「先が細いから痛いのかな?」


「丸いのはツルツルしてるから痛くないのかな?」


子供達と一緒に考えました。




加えた力は面積で分散する。

言い換えると、面積が小さければ同じ力でも局部的に大きな力がかかる。

物理の公式「P = F ÷ S」 (P=圧力、F=力、S=面積)ですね。


同じ体重でもスニーカーで踏まれるのと、ピンヒールで踏まれるのでは全然違うあれです。
(ライブハウスでのヒールは凶器なのでほんと辞めて欲しい!)


こういったことが子供なりに体感で分かっていると


尖ったものは軽い子供の力でもケガをする(させてしまったり)かもしれないと


自然に距離をとったり、身構えることができます。



感性が良ければ子供も走って転倒するとき、


どう受け身をとればいいか自然に身に付くかもしれません。


失敗をしたり、


イタズラが過ぎてしまうこともあるでしょう。


意図的に壊したりすることもきっとあります。


そこから子供に何を学ばせるかは


何かが起こったときの、親の対応で大きく変わると思うのです。




僕も初めて豆電球を買ってもらったとき、


電池を直列で繋げばより激しく光ることに感動し、


ワクワクしながら


100Vコンセントに差し込んだことがあります。


ボン!



と想像以上の大きな音と共にフィラメントをショートさせたことがあります。


僕はとても興奮し


両親にバレないかドキドキしながら2個目をショートさせました。


2度の興奮と、その後めちゃくちゃ怒られた事を今でもよく覚えています。



ここで怒られると隠そうと思うんですよね。


悪い(子供の独断)ことは親に隠れてしよう・・・と。


隠したり嘘をつくようになると、それ自体も良くないですが、


失敗や現象から学ぶことが自分の発想の範囲内にしかならず、


ひどければ成長を阻害する原因にもなりかねません。



親の一時的なコントロール欲求で、


子の成長を妨げることを避け、


なぜ?という好奇心を掻き立てる親でありたいと思います。



まとめ


2017年に「うんこドリル」流行りましたね。


我が家にもあります。


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・・・今見るとまだ「し」までしか終えてませんした。笑



個人的な2017年ベストオブうんこ本は


宮台真司著『子育て指南書 ウンコのおじさんです。


宮台氏の言う、「うんこのおじさん」は

昔あなたのまわりにきっといた

子供たちから人気な近所のへんなおじさん。


最近は男性が道に立っていただけで、通報される可能性があるため


絶滅危惧されていますが・・・



あなたの子供時代は


きっとそういった変なおじさんと一緒にイタズラをしながら


どこまでがセーフで、


どこからがアウトなのか?


というバランス感覚も磨けていましたと思います。



そういった法外での共通感覚を身に付けさせてあげたい。


興味を持つ練習相手になれたらいいなと思うし


興味のあることはやったらいい。


失敗したら


怒られると思ったり


恥ずかしいと思ったりして隠すのではなく


失敗したことに対して興味を持てる人になってほしい。


そういった意味でも僕は子供の好奇心を大切にし、


同時にうんこのおじさんであろうと思う。



ではまた!


子育て指南書 ウンコのおじさん
宮台 真司
ジャパンマシニスト社
2017-12-19



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